では前回の『当て字の難点』とは逆に、今回は『当て字の良い点』のお話をしていこうと思います。
当て字での名づけで良い点といえば、やはり『同じ名前の子供がいないor少ない』という点でしょうか。人名として使用されている名前には限りがありまして、様々な人と知り合う機会が多くなるとその分だけ同名の人に会う機会も多くなりますよね。これを呼んでくださっている方の中にも、今までに同名の人と知り合った事がある方は沢山いらっしゃるんじゃないかな、と思います。かく言う私も、昔同姓同名の人に会ったことがあります。その時は本人同士は別に気にしていなかったのですが、共通の友人たちが私たちの呼び方に困っていたのが印象的でした。
当て字での命名の中にはとても珍しい読みのお子さんもいますし、読み自体は一般的なものでも『この漢字をこう読ませるなんて!』という風な個性的な漢字を使用しているお子さんも沢山います。ですので当て字での名づけでは同名のお子さんがいないor少なくて、この名前は自分の子供の名前、という特別性を持たせる事ができるのは良い点ではないかな、と思います。
また当て字での命名には『名前が珍しく覚えやすい』という良い点もあります。 当て字での命名の場合、初対面の人にはなかなか正確に名前を読んでもらえないというデメリットもあるのですが、それを乗り越えると漢字と読みの組み合わせが珍しい事から一回で名前を覚えてもらえやすいようです。
ですので学生のうちはクラスメイトから名前を覚えてもらえやすかったり、社会人になってからも取引先や系列会社の人にすぐ名前を覚えてもらえたり、という良い点があるようです。